Git
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A1.6 付録 A: その他の環境でのGit - PowershellでGitを使う

PowershellでGitを使う

Windows標準のコマンドライン端末(cmd.exe)では、Git向けにユーザ経験をカスタマイズすることができません。一方、PowerShellを使用しているならラッキーです。 Posh-Git (https://github.com/dahlbyk/posh-git) というパッケージが、強力なタブ補完機能や、リポジトリの状態を把握するのに役立つプロンプト表示を提供しています。 表示は次のようになります。

PowershellでPosh-gitを使う
図 163. PowershellでPosh-gitを使う

Windows用のGitHubクライアントをインストールしている場合は、Posh-Gitがデフォルトで含まれています。必要な作業は、 profile.ps1 (通常 C:\Users\<username>\Documents\WindowsPowerShell に配置されます)に次の内容を追加するだけです。

. (Resolve-Path "$env:LOCALAPPDATA\GitHub\shell.ps1")
. $env:github_posh_git\profile.example.ps1

Windows用GitHubクライアントのユーザでない場合は、 (https://github.com/dahlbyk/posh-git) からPosh-Gitのリリースをダウンロードし、 WindowsPowershell ディレクトリに解凍してください。 その後、管理者権限で PowerShell プロンプトを開き、次の操作を行います。

> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Confirm
> cd ~\Documents\WindowsPowerShell\posh-git
> .\install.ps1

これで `profile.ps1`ファイルに適切な内容が追加されます。次にプロンプトを開いた時に、 posh-git が有効になります。

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